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卵かけご飯oni-黄身玉研究3

卵かけご飯oni-黄身玉研究3
今回は常温の卵と、冷蔵庫から取り出した直後の冷えた卵を
同時に加熱し、火の通り具合の違いを調べてみます。
また、プレートの過加熱を防ぐため、上ヒーターのみで加熱します。

2回目
卵温度:左は常温、右は冷却(推定約5℃)
サイズ:MS、鮮度:新鮮、ヒーター:500W(上ヒーターのみ)
直径:100mm(今回から広がるだけ)


卵を割ってまず気付いた点は、
両者とも、新鮮な卵の特長らしく卵黄はこんもりしていますが、
大きさが全く違います。やはり個体差があるようです。
常温の卵は、卵白がべたっとして張りが全くありませんし、
卵黄の上に卵白の膜も出来ず、完全に露出しています。
一方、冷やした卵は卵黄も卵白も新鮮そのもので、張りがあり、
卵黄は卵白の膜で覆われています。

とりあえず、上記の条件で時間を少しずつ加えて加熱してみました。
トップの写真は3分加熱したところです。
見ての通り、左の卵白は真っ白になり、一応火が通ってますが、
右の冷えた卵はほとんど生状態です。
指で触ってみると、どちらの黄身もまだ柔らかい状態です。

卵かけご飯oni-黄身玉研究3
さらに加熱してみます。
左の常温の卵は1分追加、右の冷えた卵は2分追加しました。
合計で、常温の卵4分、冷えた卵は5分です。
指で触ってみると、なんと常温の卵は硬くなっています。
たったの1分追加しただけで、一気に火が通ったようです。
冷やした卵は、白身の膜もちょうど良い感じに仕上がってます。

卵かけご飯oni-黄身玉研究3
黄身の中心をカットしたところです。
常温の方は完全に火が通っており、黄身は全く流れ出ません。
一方、冷やした卵の方は、白身の皮膜で覆われしっかりしており、
黄身もトロ~ッとしています。

卵かけご飯oni-黄身玉研究3
冷やした卵を500W(上ヒーター)で5分加熱した黄身玉の裏側です。
触ってみると柔らかく、そのままでは破れてしまいそうです。
もう少し加熱した方が良さそうです。

結論・推論
1.卵のサイズが違っても黄身の大きさはほとんど変わらない
と言われているが、実際には個体差がある。

2.今回の実験では、鮮度が同じでも、常温の卵白はべちゃとして
張りがなく、卵黄を覆う膜も出来ない。

3.常温の卵はある一定時間を過ぎると一気に中心まで火が通る。
一方、冷やした卵は中心部に熱が通りにくく時間もかかる分
時間の管理が容易である。


今回は、ここまで。
次回は冷やした卵で、加熱時間を特定したいと思います。


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プロフィール
とんがり鬼さん



本職は"名刺工房ユーズ"というオンデマンド印刷専門の会社経営者。
小さいころからモノ作りや機械いじりが大好きです。
最近は、料理が苦手な妻のお蔭?で料理も趣味に(^_^)
そんな生活の中での気付きやアイディアを商品化出来ないかと日々奮闘中です。
この程、製品化したのが"とんがりおむすび器 なんでもGOO!"というちょっと変わったおにぎり型。
まだまだ知名度は低いですが、少しでもファンが増えてくれたらと、このブログで美味しいレシピを紹介していきたいと思います。
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