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卵・玉子・たまご

卵かけご飯oni-黄身玉研究4

前回の実験結果を踏まえ、今回は冷蔵庫から取り出した直後の
冷えた卵を使い、上下ヒーターの加熱時間を特定したいと思います。
それから、前回まで使っていた、オーブントースタープレートの
使用をやめ、小皿に押し当てて作ったアルミホイルの皿を使います。
プレートを持っている方は少ないと思いますし、また、アルミホイル
の方が薄くて直接熱が伝わり、より調整しやすいと思ったからです。
卵かけご飯oni-黄身玉研究4
3回目
卵温度:冷えた卵(推定約5℃)
サイズ:MS、鮮度:新鮮
小皿でかたどったアルミホイル使用
時間と加熱ヒーター:
①上500w4分 上下1000w2分
②上500w4分 上下1000w1分
③上500w3分 上下1000w2分

今回は3種類の時間と加熱方法を試しました。

写真は③の上500w3分 上下1000w2分で加熱した時の状態です。
この3種類の中では一番良さそうに見えますが、触ってみると
少しだけ柔らかいようです。①の上500w4分 上下1000w2分では
硬すぎたので①と②の間がちょうど良いようです。

卵かけご飯oni-黄身玉研究4
裏面を確認しようとしたところ、黄身の部分が破けてしまいました。
特殊加工の施されている、くっつかないアルミホイルを使って
いるのですが、時々はがれにくいことがあります。油やお酢を塗ったり
しわを付けたりと色々試しましたが、あまり効果はありません。
でも、気づいたことがありました。前回、卵黄に卵白の膜が出来たり
できなかったりするという個体差があることが分かりましたが、
それは、
黄身の裏面(アルミホイルに接している部分)にも当てはまるようです。
ん~、これには参りました。
これでは加熱方法と時間の特定が非常に難しくなります(泣)
さ~どうする、何か良い方法はないかな~?(汗)
って、考えるの結構好きです(笑)

卵かけご飯oni-黄身玉研究4
色々と考えた挙句、底に海苔を敷いてみることにしました。

卵かけご飯oni-黄身玉研究4
結果は大成功です!

卵かけご飯oni-黄身玉研究4
裏面はこんな状態です。
海苔と白身が完全に馴染んで一体化し、剥がれ難そうです。
触ってみると黄身の部分はプヨプヨしてとても柔らかですが、
海苔はしっかりして破れそうもありません。
黄身に火が通ってないのは、海苔が卵の水分を吸って断熱材の
ような役割を果たしている
のではないかと考えられます。
上手くいけば、わずらわしい上下ヒーターのON-OFFの調整をせずに
単純に最大火力(1000w)でも黄身玉が作れるかもしれません。

結論・推論
1.オーブントースタープレートを使わなくても、小皿などで
かたどったアルミホイルの皿でも問題ない。むしろ、使いやすい。

2.上下ヒーターと時間は、新鮮なMSサイズで冷やした卵の場合は、
上500w3分 上下1000w2分30秒位が良い。

3.卵の個体差により、黄身の底の卵白の膜が薄い場合があり、
アルミホイルを剥がすときに黄身の膜が破れることがある。

4.焼き海苔と卵白は相性が良く、馴染んで一体となり剥がれにくい。

5.焼き海苔は玉子の水分を吸って膨らみ断熱材の役割を果たし、
卵に火が通りにくくなる。


今回は、ここまでです。
次回は、海苔を敷いた状態での加熱時間を追及してみたいと思います。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。


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プロフィール
とんがり鬼さん



本職は"名刺工房ユーズ"というオンデマンド印刷専門の会社経営者。
小さいころからモノ作りや機械いじりが大好きです。
最近は、料理が苦手な妻のお蔭?で料理も趣味に(^_^)
そんな生活の中での気付きやアイディアを商品化出来ないかと日々奮闘中です。
この程、製品化したのが"とんがりおむすび器 なんでもGOO!"というちょっと変わったおにぎり型。
まだまだ知名度は低いですが、少しでもファンが増えてくれたらと、このブログで美味しいレシピを紹介していきたいと思います。
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